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2014年9月25日 (木)

体当たり

あれはテレ朝55周年特番の会議の時だったから、

おそらく今年の1月もしくは昨年末の事だったと思う。

総合演出の加地君が、

「昔のテレ朝のバラエティの素材を掘り起こしてみたら、

 たけし軍団の体を張ったネタが今見ても面白かった、

 くだらなくて、画で笑えるものが、

 今こそ必要なんじゃないか」

確かそんな事を話しだした。

それがきっかけで

『アメトーーク』流にアレンジされて生まれたのが、

3月27日放送の

「第1回芸人体当たりシミュレーション」。

ここにはいくつかの意味がある。

今のテレビは気がつけば、ひな壇トークだらけ、

タレントさんを

何かとくくるようになってしまったのは、

『アメトーーク』の影響が大きいと思う。

だとすれば、

自分たちが新しいかたちを提案しなければならない。

それと、

若手芸人の活躍の場。

トークではなかなか入っていけなくても、

体を張れば面白い人もいる。

そんな意味合いもあって、

この企画はゆくゆくはゴールデンのスペシャルでやる

という強い意志を持って進められてきた。

(だから、タイトルに『第1回』がついている)

6月19日放送の第2回を経て、

この日の秋の3時間スペシャルでついに登場。

そのブロックの数字がものすごく良くて、

結果は大合格点。

ちなみに、

その夜のレギュラータイムで放送された

『ザキヤマ&フジモンがパクリたい−1グランプリ』も、

そもそもは

この春から若手のネタ番組がなくなった事をうけての

『アメトーーク』流のネタ番組。

共に数字のリスクを覚悟してやった企画だが、

しっかりと結果もついてきていた。

どの時代にもテレビ界には、

局同士の視聴率争いとは全く別の次元で、

テレビ全体を杞憂し、

次の一手を提案しなければならない人間が

何人か必要なのだが、

今、加地君が置かれているのは

きっとそういう立場なのだろうと思う。

大変だな。

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