« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »

2014年4月

2014年4月28日 (月)

『クローズEXPLODE』

夜、映画『クローズEXPLODE』を観る。

意外と好きなんだよな、このシリーズ。

前作の『クローズZERO』はⅠもⅡも三池監督。

今回の『EXPLODE』は豊田利晃監督。

ZERO』で中心となっていた3年生が

卒業してからのお話。

元々の原作である漫画『クローズ』は

更にその下の学年のお話って事になるのかな?

映画版は映画版でまあ面白いんだけど、

僕は圧倒的に漫画

(『クローズ』『WORST』)の方が好き。

ずっと気になってるんだけど、

映画の方には何故か、大人(組)が出てくる。

あれっ、不良連中のお話じゃなかったの?

漫画では、

どんなにやんちゃだった連中も、

卒業と共に、

親の会社の後を継いだり、サラリーマンになったり、

バンドやったり、ボクサーや格闘家になったりと、

社会に入っていく。

10代の頃を自分たちでガキと位置づける

そういうとこが好きだったのに。

似ているようで大きく違うんだけど、

あれは誰の意向なんだろう。

『クローズEXPLODE』は、

大好きな映画、井筒監督の『ガキ帝国』を

ミックスさせたようなお話だった。

少年院から出所後、組に入り、

抗争を仕掛けていく藤原一(永山絢斗)が、

『ガキ帝国』の高(升毅)とかぶってみえた。

こういう映画って、

主役よりも脇役がみんなカッコいいんだよな。

今回も柳楽優弥は相当良かったけどな。

2014年4月27日 (日)

焼き魚

夜、

先週から予約していたお鮨屋さんに家族で行く。

家内が世界で一番美味しいと言ってる店。

家内と子供は冬の間は毎週末、雪山なので、

鮨を食べるのはおそらく今年になって初めて。

絶対に機嫌がいい。

聞くなら今しかないと思い、

(あ、そういえば)という小芝居をうちながら、

「昨夜、君をタクシーで送ってくれたおっさん、

 誰よ?」

と、

あえて“おっさん”と呼ぶ事でコミカルに伝わるように

聞いてみた。

が、

別に何でもない人だった。

大昔のバイト仲間の同窓会が浅草であったらしく、

そのうちのひとりがタクシーで家内を送り、

その後、自宅のある町田まで帰っていったみたい。

泥酔した家内はお金を払った記憶もなく、

かわいそうにあのおっさん、

浅草から町田まで相当の出費だったんじゃないのかな。

今は銀行に勤めてるみたいだから大丈夫よと言ってたが、

あまり関係ないと思う。

お鮨はいつものおまかせコースだったのだが、

おつまみの途中で、

焼き魚にローソクが立ったバースデイ焼き魚が出た。

今年は憶えててくれてたようだ。

Image

子供からのプレゼントは

長野の善光寺のお守りとお箸。

そうか、スキーの移動途中に善光寺に寄ってたのは

確か、1ヶ月程前。

LINEのあの頃か。

2014年4月26日 (土)

誕生日

誕生日。

ここ何年か家族に気づかれず、

カード会社からのプレゼントだけが届くのが

恒例となっていたのだが、

今年は何故か、

1ヶ月程前の全く何でもない日に

子供からLINE

“誕生日おめでとうメール”が届いた。

土曜日のこの日、

仕事は20時頃には終わったのだが、

誕生日にいつもよりも早く帰るのは

恥ずかしかったので、

今から32年前、

東京で初めて暮らした街、

日野市の高幡不動に行ってみる事にした。

これまでも何か思う事があるたびに、

ちょいちょい行っていたので、

街があの頃とすっかり変わっていた事は

知ってはいたのだが、

駅前の不動産屋さんをチェックしてみると、

今はどんなアパートにも

バス・トイレがついている事に驚いた。

俺が初めて暮らしたアパートは家賃2万5千円。

勿論、部屋にトイレなどついているはずもなく、

汲取式の、

トイレと名乗るにはあまりに図々しい共同便所があるだけ。

臭いので、夜はいつもアパートの前で立ちションをした。

大はわざわざ駅ビルまで用を足しにいった。

風呂は離れの小屋みたいなところに、

共同の風呂があったが、

お湯は出ず、

浴槽の中に水を貯めて、

熱い電気の棒で温めるシステム。

そんな浴槽のお湯で頭や体を洗うなんて、

温泉育ちのプライドが許すはずもなく、

電車に乗って、聖蹟桜ヶ丘の銭湯まで行った。

そんな生活が2年間。

でも、今は最安値の家賃3万円の部屋でも、

バス・トイレがある。

何だったんだろう、あの生活は。

当時のアパートにも行ってみたが、

すでにそこは駐車場になっていて、

すぐ近くにある管理人さんの家は

そのまま廃屋になっていた。

そんな時間の小旅行を楽しみ、

でも、今の俺には家族がいると、

心の振り幅を作って家に帰ると、

ちょうど一台のタクシーが家の前で止まった。

知らないおっさんが降りてくる。

「ここに住んでんの?」と聞いている。

どういう事だ。

すると、その後から、

明らかに泥酔した家内が降りてきた。

俺は思わず電柱に隠れてしまった。

おっさんは再び、タクシーに乗り、

どこかに消えていった。

誕生日にえらいもの見てしまったぞ。

何者なんだ、

あのぱっとしないおっさんは。

« 2014年3月 | トップページ | 2014年5月 »