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2014年3月

2014年3月26日 (水)

BABY in CAR

先月の終わり、

14年も乗っていた愛車をぶつけられてしまった。

子供が産まれるのにあわせて

ステーションワゴンにと買い替えた車。

長く乗りすぎたせいで、近年は

夏がくるたびにクーラーが効かなくなったり、

フロントパネルの液晶表示がよく見えなかったりと、

やたらと故障が多かった。

それでも、

なかなか新車に買い替えられなかったのは、

後部ガラスに張ってある

BABY in CAR」のシールがはがせなかったから。

このシールのある風景には想い出がつまり過ぎていた。

そんな車が日曜日、デニーズの駐車場出口で、

老人夫婦の乗る車と接触事故を起こしてしまい、

フロント部分が見るも無惨な姿に。

修理費の見積もりを聞いて、

増税前だし、

こりゃもう新車に買い替えるしかないなと。

ぶつけられた時は、

車から出てきたご主人に

「何やってんですか」と怒鳴ってしまったけど、

今から考えれば、

いつまで想い出にすがってんだ、

子供はとっくに成長しているよ

と目を覚まさせてくれたような気がする。

今度の車は

スキー部の子供にあわせて、雪山に強い車に。

車に雪景色を見せたら、

また買い替えられなくなりそうだな。

 

2014年3月23日 (日)

『アナと雪の女王』

『アナと雪の女王』

この映画は字幕の3Dで観るのがいいのか?

吹替版で観るのがいいのか?

町山ちゃんに聞いたら、

吹替版の3Dがいいと言う。

でも、そんな上映館はほとんどない。

仕方ないので、

普通の吹替版を観る事にした。

大正解。

物語にというよりも、

松たか子の歌に泣いてしまった。

アナ役の声優さんもよかったなと思ったら、

神田沙也加だった。

なるほど。なるほどなるほど。

一気に好きになった。

歌のシーンで泣ける映画はホントにいい。

2014年3月 9日 (日)

『共喰い』

DVDで前から見たかった『共喰い』を観る。

僕も田舎の人間だからか、

こういう狭い世界から

抜け出せないでいる人たちのお話はたまらなく好き。

原作が芥川賞の小説なので、

憎たらしい親父を殺して

何でみんながすっきりしているのかが、

いまいちわからない。

映画は映像とセリフで語らなきゃいけないので。

でも、そんな事はどうでもいい。

青山真治監督の空気と

脚本家・荒井晴彦の体臭たっぷりな感じを

楽しんでいればいい。

生臭い川、

クーラーのない部屋、

シャワーも浴びずにやる人たち。

やたらセミの鳴き声が耳につく。

この映画で強く思ったのは、

俳優さんって、失礼だけど

あまり有名じゃない方が絶対にいいな。

それだけで見たくなる。

主演の男の子(今は朝ドラに出てるが)、

その恋人も、

親父の若い奥さんも何だか妙によかった。

あの街に行ったら本当に生活してそうで。

先日見た『愛の渦』もそう感じたが、

知らない俳優さんが入っていた方が絶対にいい。

オールスター夢の共演には断固反対だな。

2014年3月 7日 (金)

『それでも夜は明ける』

午前中、歯医者で2時間格闘。

夜、じわじわと麻酔がきれていく中、

『それでも夜は明ける』を観る。

今年のアカデミー作品賞だが、

感動したとか、素晴らしいとか、

そんな感想は一切なく、

2時間、背中にムチを打たれているような、

ただただ辛い映画。

おまけに歯も痛い。

子供の頃、親父に勧められて

『アンクルトムの小屋』を読んだ事を思い出した。

ただただ辛い本だった。

中学生の頃だったか、

アメリカのテレビドラマ『ルーツ』ってのがあったな、

クンタ・キンテだったなってのを思い出した。

こんな辛い映画でも最後まで我慢して観なきゃいけない。

それが歴史だから。

そういう映画もある。

2014年3月 6日 (木)

『愛の渦』

映画『愛の渦』を観る。

前評判。予告編。お恥ずかしながら、

こんなに楽しみにしていた映画は久しぶり。

そのせいもあってか、

映画の『起承転結』の、

“起”と“承”までは正直たるかった。

設定ですでに勝ってるだけに、出オチ感があった。

“転”はドSだった。

わざわざこのカットを入れるって、

ホントに性格悪いなと思った。

だけど、

“結”にきて、急に映画になった。

営業時間終了の朝5時を迎える。

ハイハイ、終わりですよとカーテンが開かれる。

テレビをつけると、朝の占いコーナーをやっている。

入り乱れた男女が、

互いに背を向け、パンツをはく姿が格好わるい。

私服を着れば、さほど刺激のない現実に戻される。

どこかにものすごい快楽の世界があるんじゃないか、

自分を解放してくれる非日常の世界があるんじゃないか、

めちゃめちゃ期待してやってくるけど、

でも、そこは所詮カーテン一枚で隔てられた世界。

朝の光が虚しさを告げる。

『好きになってんじゃねーよ』

とても綺麗な終わり方だった。

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