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2013年4月

2013年4月29日 (月)

『ラストスタンド』

20代の頃、村上春樹が好きで、よく読んでいた。

モスバーガーで、ライスバーガーを食べながら、

村上春樹を読んで、考え事をして、企画を考え、

企画が苦しくなったら、また読んでと、

異常に時間をかけて読んだ。

「それは、まるで………みたいに」という言い回しが、

ちょうど企画のイメージを飛ばすのにあっていたんだと思う。

家内はあまり好きではないらしく、

村上春樹はエロスとグルメと言い切っていたが、

あながち的外れでもないと思う。

俺も村上春樹の小説の中に出てくるエロスには

毎度毎度、期待している。

だから、今回の新作もつい買ってしまった。

読んでいると、自分の20代の頃を思い出す。

実際、内容も大学時代を引きずっている人のお話だし。

やっぱりエロスも出てきたし。

そして、小説は、

え!?というところで終わってしまった。

最近、村上春樹に対して、

昔好きだったと、必ず“昔”をつけてしまうのは、

今の村上春樹信者を名乗る文化人?に若干引いてしまうから。

私にはわかるんですけどねという変な神輿の担ぎ方が気になり、

その祭りには参加しないようにしようと思ってしまう。

面白そうだったから読んでみました、じゃ駄目なのか。

久々に観た映画『ラストスタンド』、面白かった。

韓国の監督だから、

もっと“これでもかこれでもか”系なのかと思ったら、

案外大味なところもあり、

「あー面白かった」という映画だった。

こちらはスカッと終わってくれた。

シュワルツェネッガーだもんな。

2013年4月11日 (木)

番組史編纂

『アメトーーク』がついに10周年を迎えた。

番組では、それを記念して3週ぶち抜きで10周年企画を。

今週は『アメトーーク』の歴史。

会議では、加地君が

「自画自賛にならないようにしないといけないね」

と言っていたが、

出川さんが下手なりに真面目に解説してくれた事により、

正しく楽しく振り返れていたと思う。

“ターニングポイント地獄”にいたるまでの、

試行錯誤や迷走、問題作もしっかりと伝えていたし。

改めて、

番組史編纂はとても意味のある事なんだなと思った。

『アメトーーク』の歴史は、

今や現代用語となった“○○芸人”の歴史でもあり、

そこに出ていた芸人さん達の歴史でもある。

そこに間違いがあってはいけない。

それが2004年なのか、2005年なのかでは

大きく違う。

だから、自分たちで忠実に記す。

これは番組というよりも、ひとつの事業だ。

今となっては色んな事が間違って伝わっている

『元気が出るテレビ』や、

テレビの手法を革新的に飛躍させた『電波少年』も、

あの頃番組の中で

番組史編纂をやっておくべきだったんじゃないかと、

ふと思った。

2013年4月10日 (水)

映画の答え合わせ

会議で町山ちゃんと会ったので、

ここ最近観た3本の映画についての答え合わせをしてもらう。

『フライト』『THE  MASTER』『ジャンゴ』

『フライト』の

冒頭の緊急着陸のシーンがあまりに迫力がありすぎて、

吐きそうになるぐらい、ぐったりしてしまい、

後半の人間ドラマがどうでもよくなってしまった事。

THE  MASTER』がさっぱりわからなかった事など、

正直に告げた。

町山ちゃんの手短かな解説を聞いて

THE  MASTER』が

そういう意味の映画であった事を初めて知った。

今回、町山先生に提出した俺の映画の感想は、

3本中2本が0点だった。

映画は感性だけじゃなく、

観る人の知識も問われるから、なかなか難しい。

背景を知らないと、ただの現象になってしまう。

夜。

『怒り新党』の新3大○○“ボナリー”を見て泣く。

実はスタジオで見た時も泣いた。

最初、会議でこの選手の資料と素材を見た時、

これは泣けるように作らなきゃ駄目だなと思った。

背景がわからないと、ただの現象で終わってしまう。

映画もテレビも根っこは同じだ。

2013年4月 8日 (月)

『ジャンゴ』

自分には、

タランティーノの映画を観る時に必要とされる
映画的記憶というものがない。
それがあると、
もっとにんまりとしながら楽しめるのだろう。
普段同様、
何の予備知識もなく、この映画を観た。
ディカプリオが出ている事すらも知らなかった。
映画は途中、
え!?そうなっちゃうの?と思ったところから、
まるでロバート・ロドリゲスにタッチ交代したかのように、
流れがガラリと変わった。
やりたい放題。
映画を観終わり、劇場を出る時に、前にいたカップル。
男「面白かったねえ」
女「でも、長くない?」
どっちも同感。

2013年4月 7日 (日)

入学式

子供の中学の入学式に行く。

先月の卒業式は、泣くだろなと思っていたら、

意外に泣かなかった。

むしろ式よりも、

春休みに入ってからの方がじわじわときた。

中野に勧められ、このブログを始めたのは、

確か彼が小1の時。

仕事と家族の記録として約5年と数ヶ月書いた。

2年ほど前から、子供に

「自分の事をブログやTwitterに載せないで」

と言われるようになり、控えるようにした。

それだけじゃなく、その頃から、

写真やビデオで撮られる事も嫌がるようになった。

そりゃそうだなと思う。

順調に成長している証拠だ。

子供の事に関しては、おそらくこれで最後。

多分、ここから先は極力ビデオも回さないと思う。

式の帰り、

「今年の鯉のぼりはどうする?」と聞いたら、

予想通り、出さなくていいと言われた。

それでいい。

子供が小学校にあがってから、

子供と接する中で、

自分の小学生時代と照らし合わせる事が度々あった。

ただ、小学生時代の記憶はどれも断片的で曖昧だ。

この頃の自分はどんな感じだったんだろうとよく考えた。

でも、中学に入ってからの記憶ははっきりとある。

グラウンドの土の匂いや風の冷たさの記憶まである。

自分のあの時の年齢に、

息子もいよいよなったんだなと思った。

もう子供ではない。

ここからは早い。

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