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2012年7月

2012年7月29日 (日)

大阪へ

子供が合宿中なので、家内と大阪へ。

と言ってもホテルの部屋は別々なので、

ディナー以外は全て別行動。

昨夜は、

昔のパパ友がやっているお店に行った。

それまでサラリーマンだったそのパパ友が、

大阪にお店を出したのが、ほんの何年か前。

それが今や

ミシュランガイドにも載っているお店に。

その記載にも

“修行経験のない店主が

  料理好きが高じて出したお店”的なことが

書かれてあったと思うんだけど、

料理って才能なんだなとただただ驚嘆。

そのパパ友と昔、自由が丘で飲んだ時も、

自由が丘で本当に美味しいお店はこことここ、

と教えてくれたり、

その時も料理が好きなんですよとは言ってたんだけど、

まさかこんなハイレベルだったとは。

出てくる料理出てくる料理、

家内とすげえすげえと言いながら昨日は食べてた。

人生って凄いな。

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1週間ほど前から

朝起きる楽しみとして1話ずつ見ていた

木皿泉さんの『野ブタ。をプロデュース』

あまりに面白すぎて、

1日1話なんてそんなルールどうでもいいやと

昨日の午前中に1気に3話分、

大阪入りしてホテルで1話分をチェック。

そして今日の朝、最終回を見届けた。

素晴らしすぎる。もう宝石のようだ。

よくグルメレポートで、

ボキャブラリーのないタレントさんが

「うーん、やさしい味」と表現する事があるが、

ホントに“やさしい味”って

こういうドラマの事だな。

人に対するまなざしがやさしい。

言葉ひとつひとつが安くない。

しかも、今回、男の子2人に女の子1人。

誰かが誰かを好きである

という恋愛要素が入ってるから、

その切なさたるや。

毎回毎回こんなに気持ちよく泣けるドラマって、

木皿泉さんだけだな。

さあ、残すは『セクシーボイスアンドロボ』

ここでやめちゃおうかな。

楽しみがなくなっちゃうもんな。

2012年7月22日 (日)

『すいか』

2週前あたりから毎朝1話づつ見ていた

『すいか』を見終える。

個人的には『Q10』の方が好きだったが、

ドラマはその時の時代の空気もあるから、

今見て言うのは失礼かな。

改めて自分は

こういったちっちゃなお話が好きなんだなと思った。

“似たような1日。でも違う1日”を

今日も肩ひじ張らずに生きていこう、

多分それでいいんだよなと思えるドラマでした。

木皿泉さんのドラマ、

まだ2作品しか見ていないが、

この人の目線めちゃめちゃ好きだな。

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2012年7月16日 (月)

『ヘルタースケルター』

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『ヘルタースケルター』を観る。

目的はただひとつ。

沢尻エリカのベールに包まれたボディ。

それをこの目で確かめたいがために、

大の大人をわざわざ劇場に足を運ばせるなんて、

なかなか他の女優さんには出来ない。

大したものだ。

冒頭から圧倒的に美しい映像ショー。

早々とその瞬間は訪れた。

本当にその名の通り、

沢尻の全身に巻かれた白いベールが

一枚づつほどかれていく。

いよいよ残すは胸だけ。

来るぞ。ゴクリと生唾を飲みこんだ

ちょうどそのタイミングで、

まさかの出来事が。

上映に遅れて、

のこのことやってきた2人の男の頭で、

2つの胸がすっぽりと隠されてしまったのだ。

思わず「ウソだろ」と俺は声をあげてしまった。

三本間に挟まれたランナーの頭が邪魔で

三塁手に送球できないキャッチャーみたいに、

椅子から身を上げて右へ左へと動いてみたが、

大馬鹿野郎がどんどん近づいてくるおかげで

見えずじまい。

あいつらの手にはポップコーンがあったが、

上映開始に遅れてまで、

ポップコーンが食べたかったのか、

頭悪すぎだ。

実際、沢尻の美しさが全てのような映画。

上映後、真っ先に思ったのは、

ブルーレイ出たら買わなきゃな、だった。

2012年7月 4日 (水)

女目線

ある特番に、演出のたっての希望で、

作家仲間の町山に入ってもらった。

今、自分がやっている番組は

どれも男中心なので、

この日の会議で

町山の口から出たキャスティング案は

普段耳にしないものばかりだった。

町山は自分が知ってる中では

一番“女目線”を持っている。

女目線を持っているというのか、

女目線を知っているというのか、

そのへんはわからないが。

それに誰よりも

文化と教養と言葉を持っているので、

とても信頼出来る。

テレビの会議において、

男性スタッフが語る

“女目線”“おばさん目線”は常に危なっかしい。

「この手はおばさんが食いつくから」

「今、若い女の子にめちゃめちゃ人気がある」

といった意見には確固たる根拠があるわけでもなく、

しかし誰にも否定される事ないまま、

会議テーブルの真ん中あたりにふわっと着地する。

それを強く否定する程の裏付けもないので

論争にもならない。

気が付けば、

板書に「女目線=大事」としか書かれていない。

そこに足を踏み入れた途端、

みんなが雰囲気で喋りだすから、

ADさんもまとめようがないのだろう。

あの世界の黒澤明監督でさえ

「俺には女は描けない」と語っていたぐらいだから、

この“男が考える女目線問題”は

この先何十年もずっとついてまわるのだろう。

2012年7月 1日 (日)

夜、家族で高尾にある

「うかい竹亭」の「ほたるの夕べ」に。

この時期ここに来るのは

我が家では毎年恒例となっていて、

多分子供が幼稚園の頃からだから、

もう7~8年目になる。

(2年前はちょうど

  俺が家を追い出されている時だったが、

  それでもここには来た)

“美しい自然の風情が残る奥高尾の隠れ里

  うかい竹亭”のうたい文句通り、

道からちょっと入った真っ暗な山の中に

突如それは現れる。

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穏やかな山水に佇む数寄屋造りの離れでお食事。

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夜8時になると、全ての電気が消えて、

庭園に蛍が放たれる。

それが約15分間。

シンセサイザー系の幻想的な曲と川のせせらぎの音。

あちらこちらで

「あそこにいた」とか「光った」とか声が聞こえる。

うちらはすでに慣れているので、

部屋からギリギリまで身を乗り出し、

帽子で蛍をせっせせっせと捕まえては虫かごに入れる。

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ここに来る時は毎年同じ会話をしてるような気がする。

俺の田舎では田んぼに行けば

普通にたくさん蛍がいたというが、

家内にはそれが信じられないという話。

そして、毎年、

家内はビールの後、

シャブリを独りで飲み干し、泥酔。

帰りの車の中で、

あれじゃ足りないから

吉野家に寄って牛丼を買えと言い、

家に着く頃には爆睡して、食べやしない。

毎年同じなので、さすがに俺も学習して、

今回は牛丼の発注は無視。

実際、無視して正解だった。

息子は来年は中学。

暗闇の蛍を見ながら

「来年も来たい?」と聞いたら、

「来たい」と即答してたが、

中学生になれば、

蛍でこんなに興奮できるのか?

親と出掛ける事を恥ずかしがるんじゃないか?

とも危惧され、

これが最後かなあと思いながら、

俺は蛍を見ていた。

最初は楽しませるために存在していた恒例行事が

段々想い出を残すためのものに変わりつつある。

365日の中の15分は

暗闇に舞う蛍のためにある。

来年はどうしているのかな。

 

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