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2008年12月

2008年12月30日 (火)

レコ大の裏で

『アメトーークSP』の

家電芸人&中学の頃イケてなかった芸人

(中学の頃イケてないグループにいた芸人)を見て、

涙が出るほどスカッとした。

このところニュースでは毎日のように

大企業の派遣切りや正社員の削減が報じられていて、

確かに事実なのだからニュースはそれを伝え、

嘆くしかないのだが、

そこまで企業の悪口言ってもしょうがないだろ

と内心思っていたのだが、

『アメトーーク』の家電芸人たちは

そんな世の中とは逆行するように、

日本の企業の素晴らしい仕事ぶりを「さん付け」で褒め称え、

購買意欲をかきたてまくっていた。

今が100年に一度の大不況だって事を

すっかり忘れさせてくれていた。

イケてなかった芸人もしかりだ。

後ろめたい体験をポジティブに笑いに変えていた。

SPのこの2本は

別にそんな狙いで作ったものでもなく、

ただ面白かったから、

イケてない芸人がゴールデンにしれっと昇格したわけだが、

いつの間にか

今の社会問題へのお笑い番組なりの立派な答えになっているのが、

気持ちよかった。

2008年12月29日 (月)

時計のくせに

2ヶ月前から止まっていた時計を、

伊勢丹のショップに持っていくと、

メンテナンスに半年かかるという。

しかもお値段もえらい高い。

半年もご主人様に時を告げないなんて、

時計としてどうなんだ?

ロッテの西岡だって、

WBCに選ばれなかったからと言って、

自ら年棒を1000万も下げたのに、

こいつは時計としてのプロ意識がなさすぎる。

3年目の時計が偉そうな口叩くな

と白い手袋をした美人店員さんに言ってやりたかった。

先日の『すべらない話』を見てたら、

最後、勝俣さんが優勝(?)し、

ちょっと嬉しくなってしまった。

確かに、あの欽ちゃんの話は僕も一番笑ったが、

多分視聴者からすると、

勝俣さんって、あんまり芸人のイメージがないと思うのだが、

僕ら中堅作家からみると、

勝俣さんほど頼りになるテレビ偏差値の高い人はいない。

バラエティにWBCがあったら、

間違いなく選ばれてると思う。

何でもこなせるし。

萩本さんの英才教育を受けて、

『生ダラ』もやって、

『ウリナリ』もやって、

『DX』にも出てるって、

そんな国際経験豊富な選手ってなかなかいない。

常日頃、勝俣さんはもっと評価されていいのに

と思ってたので、

あれはちょっと嬉しかった。

僕でいいの?というリアクションも

勝俣さんらしかった。

2008年12月28日 (日)

今、『ポニョ』を見る

ようやく『ポニョ』が見れた。

こんな映画だったのか。

公開当時、家内が言ってたように、

確かに、宮崎さんが息子とは違い、

天才芸術家である事はわかる。

こんな風に波を表現するんだ。

俺的には、

スレンダーなママの時折見えるお腹が

妙にエロチックでよかった。

上映時間ギリギリに新宿に到着したので、

この日も新宿を走り、

ピカデリーの吹き抜けの洒落たエスカレーターを駆け上ろうとしたら、

派手に転んでしまい、

館内に一瞬沈黙が。

死球を受けた後の清原選手のように、

立ち上がると、

逆に周囲のカップルたちを見返し、

「ポニョ、大人一枚」と最後まで堂々とする。

そんな事より、痛めていた背中に激痛が。

あまりに痛いので、

夜、自由が丘のペキン治療院に駆け込み、

ハリを打ってもらう。

『ドシタ?転ンダ?何故、転ンダ?

 ソレハ、貴方、弱ッテル』と、

中国なまりの院長だけが、

傷ついた新宿鮫を温かく受け止めてくれた。

2008年12月27日 (土)

田中会

子供がスキーキャンプに行ってる間を利用して、

家内が俺のマイレージでまたもや韓国へ。

この寒空の中、

ピの追っかけで一日中テレビ局の前を張ってるそうだ。

ピの収録には入れてもらえなかったものの、

それでも待ってたら、

収録後、ミニファンミが開催され、

ピンボケの写真と共に、

彼と100回目が合ったとか、

お菓子をもらったとか喜びの報告メールが。

クセになるから、

冷たくあしらってくれていいのに。

本日が会議上の仕事納め。

10時を過ぎてしまったが、

田中の飲み会に合流。

とても原宿とは思えない、

元女優のおばあさんがやっているちっちゃな家庭料理のお店。

いかにも田中らしいいきつけのお店。

僕と同期の作家、池田さんと、

元『元気』のAPの丹羽さん、

ロコの後輩、堀江がいた。

僕は作家なのでいまだに番組予算というものが、

どれほどのものなのか知らないのだが、

昔のゴールデンが

どれ程の予算(推測)だったのかという話を聞き、

今になって驚く。

そんなにあったにもかかわらず、

あの夏、なんで俺たちの時給は100円だったんだ。

一度風邪を引いたら1クール治らない位働いたのに。

思い出話もつきてきたので、

堀江をいじる。

業界きっての美人妻とはどうなんだ?

ケンカとかしてないの?と聞くと、

しょっちゅうしてますよと言う。

そうこなくちゃ。じゃないと不公平だ。

内心ほくそ笑みながら、先輩面して、

ほう、どんな理由で?と聞くと、

堀江の口から出てきたケンカの理由や過程は、

いかによく出来た妻かを物語るただののろけ話だった。

山内一豊の妻みたいな現代の美談を聞かされ、

どこに苦情のポイントがあるのかさっぱりわからない。

あいつはわかっていない。

悪妻とは何か、

心の沈殿物とは何か、

閉店じゃなければ、朝まで講義してやりたかった。

2008年12月25日 (木)

12月25日

夜中の3時、

キャッチャーマスクとプロテクターをつけた

子供にたたき起こされる。

外で物音がしたから、

もしやと思い、

起きてツリーのところに行くと、

プレゼントがおいてあったと大興奮。

丁度サンタが出て行った後だったらしい。

ナイス物音。

本当はプレゼントを発見するその瞬間が撮りたかったのだが。

結局この日、彼は一日中、

キャッチャーマスクとプロテクターをつけて、

年賀状を書き、

キャッチャーマスクとプロテクターをつけて

昼食を食べ、

キャッチャーマスクとプロテクターをつけて

寝たそうだ。

よかった。

2008年12月24日 (水)

12月24日

昨夜、

一番付き合いの古い作家仲間の田中直人から電話が。

この男、普段めったに電話など掛けてこないが、

この時期になると必ず掛けてくる。

年末、飲みませんかという電話。

ここ何年か続いている田中仕切りの同期の飲み会。

古い仲間や恩師との付き合いを大切にする、

いかにも青森県人の田中らしい昭和な配慮。

同じ作家なんだから飯なんかいつでも行けるのに、

年に1回しか誘ってこないのも、

いかにも田中だ。

結局、その日、打ち合わせがあるので、

遅れて合流するよと言ったものの、

あいつはいまだに携帯を持っていない。

ので、

その日は公衆電話から掛かってくるのを、

ひたすら待つしかない。

あいつは21世紀を何だと思ってるんだ。

夜、

家に帰ると、

玄関に子供が書いたサンタへのメッセージが。

リビングのテーブルに、

ミルクとクッキーがあるから、

召し上がってくださいと書いてある。

まいったな、

俺の苦手な甘ったるいクッキーだった。

サンタからのプレゼントは、

キャッチャーのプロテクター。

綺麗にクリスマスカラーにラッピングしてある。

で、

俺からのプレゼントは、キャッチャーマスク。

こっちはわざとむき出しに。

値札もつけて、

いかにも買ってきましたという感じに。

が、この2つが並んでいるのは、

あまりに不自然。

どっちもミズノの黒だし。

大丈夫か?

しかも、

その前に村上サンタと岩本サンタから、

お金で買えない貴重なプレゼントを頂いているので、

正直見劣りがする。

早速、デジで、サンタが来る前のツリーを撮影。

横で、家内が韓国の変なバラエティを大音量で見てる。

で、次はサンタが来た後のテーブル、

そしてツリーの下のプレゼントを撮影したのだが、

横で家内が韓国の変なバラエティを相変わらず見てるので、

このつながりだと

家内が韓国の変なバラエティを見てる時に、

サンタがやってきたことになってしまう。

しょうがないので家内に目撃証言を撮ろうと

「さっきサンタが来たでしょ?」

と恥ずかしいインタビューすると、

「私のプレゼントは?」と返されてしまった。

つながらないぞ、これ。

2008年12月23日 (火)

『僕らのミライに逆回転』

昨日の続きで、昼、

『おくりびと』を観に、新宿へ。

昼12時30分のみの上映なので、

大塚家具の駐車場に停めるや、

人ごみの中を新宿鮫のように走り、

新宿ピカデリーへ。

いつからここはこんな綺麗なシネコンになってたんだ?

なんとか、5分前に到着したものの、

残り座席無しの×マーク。

何だよ、俺には見せたくないのかよ。

ので、急遽、

夕方観る予定だった映画を見に、

目黒シネマへ。

今は珍しい名画座。

ギリギリ滑り込むと、ここもまさかの超満員。

通路のパイプ椅子で観る。

映画は

『アメトーーク』の大石という演劇やお笑い好きの女の子に昨日薦められた

『僕らのミライへ逆回転』

何の予備知識もないまま観たので、

最初は変なB級映画だな、

この話はどこに向かってるんだ?

大石も甘いな、

演劇少女にありがちなチョイスだな

と思っているうちに、

突然映画が疾走し始め、

一気に上り詰め、

気がついたらおいおい泣いていた。

『おくりびと』用に持っていたポケットティッシュが役に立つ。

「映画館であんなにみんなが同じところで

 笑って、笑って、

 最後は泣けて、

 私の今年のベスト1なんです」

と彼女が言ってたとおりの感想。

こんなに天才な映画、

なんでもっと早く教えてくんないんだよ。

でも、名画座というのが、かえってよかったかも。

『ヒューマンネイチュア』や

才能ばかりが目についた『エターナルサンシャイン』よりも、

こっちの方が全然好きだな。

最近はアナログとか手作り感って、

どこか馬鹿にした言葉として使われるが、

アナログならではの温かみや

ちっぽけなものへのやさしさが、

幸せな気分にさせてくれる。

不覚にもまさか、

大石から素敵なクリスマスプレゼントをもらうとは。

2008年12月22日 (月)

今、レッドクリフを観る

『イッテQ』今年最後の会議。

日テレの会議は伝統的に

総合演出が各作家のネタを読み上げて進行する形が残っていて、

この番組の会議もそう。

元々日テレ育ちの僕としては、

この形の方がしっくりくる。

自分のネタを無理に面白おかしくプレゼンしなくてすむので、

自分のネタを客観的に読める。

どころか、気がつくと自分が批判してる時もある。

欠陥のあるネタを無理に押し込んでも、

結果何もいい事がないと思うので。

といっても、

総合演出に全幅の信頼を置いてないとできない形だが。

会議において、

それぞれのネタをどうさばくかは総合演出の見せ場。

邪魔してはいけないと思う。

夜、

テレ朝からダッシュしてヒルズの映画館へ。

年末のこの時期になると、

今年見ようと思っていて見ていなかった映画が

無性に観たくなる。

ので、

『レッドクリフ』を今頃観る。

すでに散々酷評を聞いていたので、

あまり期待はしていなかったが、

トニー・レオンと金城武がメインになってからは割と楽しめた。

でも、次の予告編が一番面白かったので、

パート2も間違いなく観にいくだろう。

あとは『ポニョ』と『おくりびと』。

『おくりびと』は上映館をチェックしたが、

『ポニョ』って、まだやってんのか?

2008年12月21日 (日)

惜別球人

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リーマンの破綻以来、

新聞の一面に

現実感がない。

大昔やったシムシティのクルクル回りながら出てくる新聞みたいに日に日に経済が崩壊していく。

でも この冬 

ボクにとって一番ショックだったのが、

この記事。

うちの実家から自転車で15分もあれば行けるだろう、

田んぼの真ん中にある加賀高校出身の

ロッテドラフト1位の田中良平投手。

どんな選手なのか、見たことないので全く知らないが、

星稜にも行かず、野球では無名校の加賀高を選ぶんだから、

きっと素朴な人なんだろう。

一軍に上がったら絶対応援しに行こうと思ってたのに。

この大不況の中、どうすんだ。

トライアウトには引っかからなかったと書いてあるが、

どっか拾ってくんないかなぁ、

兄弟で投げるとこ見たいよ。

それとも西武が拾って、プチ松沼兄弟みたいにするとかさ。

売り方なんて いくらでもあるぞ。

2008年12月20日 (土)

我が道

Dscf3851

今、

スポニチで連載してる

王監督の『我が道』

ダイエー、ソフトバンクの13年にわたる監督時代を振り返ったもの。

これがまた面白い。めちゃめちゃ熱くなる。

現時点ではまだ弱小球団なんだけど、

城島、小久保、井口、松中、柴原と後の中心選手が少しずつ集まってきて、

21年ぶりのAクラス、

そして金曜は

根元さんの死とペドラザの登場まできた。

来週はいよいよ初優勝を迎えるだろう。

藤井投手の死も語られるだろう。

やっぱりソフトバンクは

生え抜きの選手で強くなったチームだから

(ま。パ・リーグはみんなそうだが)

ドラマがある。

やばいよ、早く続きが読みたい。

最近、僕の朝は

この記事を綺麗に切ってファイルに入れる事から始まるが、

仕事では決して見せる事のないこの細かさが大切だ。

プロ野球ファンにとって

オフシーズンのぬかりない情報収集が

春からのシーズンに生きてくるのだ。

2008年12月19日 (金)

読了できるかも?

ここにきて時間に余裕ができてきたので、

最近いい感じで読書が出来ている。

『ファミリーポートレイト』がすこぶる面白く、

すっかりはまっている。

桐野夏生の堕ちていく系の話も好きだが、

これもまた

風呂に入らず交わってる感じがたまらなくいい。

僕は温泉地で育ったので、

こういう人生が身近に感じる。

これなら久々に読了できそうだ。

その余韻だけで、

あと2、3冊はいけそうだ。

夜、

作家仲間と美味しい鮨屋に行き、

生ものを食べながら、

ある人物をモデルケースに、

人間の愚かさと変態性について語り合う。

こういう話って、

真っ直ぐな人が聞けば、

ただの悪口やエロ話にも聞こえるから、

誰とでも話せるわけじゃない。

テーマは人を選ぶ。

こっちは人間の抗えない業について

見つめ直しているのだ。

さしずめ『エッチかな?の鏡』といったところか

と3人で納得する。

2008年12月18日 (木)

よくある質問

たま~に、

『ブログ見てますよ』とちっちゃな声で言われる。

今日の会議終わりでも、

ある若いディレクターに、こっそり言われた。

だから、俺も『見なくていいよ』と小さく答えた。

で、

よく聞かれるのが

『奥さん、本当に知らないんですか?』

勿論、知らない。

俺としては、

ちょっとした『トゥルーマンショー』だから。

だが、今一番の心配は、

正月大量に届くママ友達の年賀状の中に

『ご主人のブログ、見てますよ』的な一文が

添えられていまいかと。

そうなると、

おそらく『少年ジャンプ』の後ろの方のマンガみたいに

突然の『休載のおしらせ』になってしまうんじゃないか。

やつは俺と違って友達多いからなぁ。

2008年12月17日 (水)

ヤドカリさん

朝6時、いつものように起きて、

トイレに行こうとすると、

下半身はトイレ、上半身は廊下に身を置き、

ヤドカリのように寝ている家内を発見。

昨夜、彼女はヨガ仲間との忘年会があり、

多分、夜中に泥酔して帰ってきたのだろうが、

この状態をどう理解すればいいのか。

八甲田山のようにここで寝てはいけないと思いつつも

志半ばにして、いき途絶えてしまったらしい。

昼、

ある会議のためにテレ東に行くと、

いつの間にか中止になっていた。

その次の会議もなくなったので、

えらい時間が空いてしまったぞ

とパソコンのメールをチェックすると、

更にその次の会議も中止になっていた。

もっと早くチェックしてれば、

夜8時の会議まで時間を有効に使えたのに。

暇つぶしに自由が丘のスタバで

どこに出すわけでもない企画を考える。

意外に楽しく、ついノッてしまった。

いい年してちょっと恥ずかしい。

そういえば、

パソコンのメールをチェックした時に、

『片山津を考える会』から、

故郷・片山津温泉が誇る老舗旅館『せきや』の破綻を知らせるメールが入っていた。

子供の頃、

こっそり大浴場に入れてもらった事もある名旅館。

何人か友達のお母さんがそこで女中さんをやっていた。

今年、片山津は

なぜか北陸なのに『大江戸温泉物語』がオープンし、

なかなかにぎわっていると聞いていたが、

その一方で老舗旅館は

経営悪化に拍車がかかっていたようだ。

相当深刻なことになっている。

2008年12月16日 (火)

取材する側

『一応、年内の会議は今日までという事で』

という最初の声が今日聞かれた。

この声を聞くと本当にほっとする。

スケジュール帳の次の週のところをめくり、

(なし)と書き込む時の嬉しさたるや。

と同時にちょっと早すぎねぇかと不安にもなる。

夕方、

ひとつ会議が飛んだのでジムへ。

帰りに清原選手を発見。

ディレクターらしき人と顔見知りの放送作家に取材されてた。

おそらく何かのスペシャル番組に出るのだろう。

ディレクターと放送作家の2人が、

次々と質問しては、

ひいひい笑いながらノートにメモっている。

2人の大騒ぎぶりとは対照的に

清原選手は腕組みをして、でーんと腰掛け、

あまり喋ってるようには見えない。

タレントさんのこういう取材って辛いんだよなぁ。

別に清原選手が無愛想なわけじゃない。

初めて会ったんだから、警戒して当たり前なんだけど、

取材してる側はそういう訳にいかないから、

2人のようにひいひい笑って、ひたすら頷き、

とにかくその場を盛り上げるしかない。

特に清原選手の場合、

本番は確実に面白くなるのはわかってるから、

事前の打ち合わせなんかいるの?

という向こうのスタッフの空気を感じながら、

2人は突き進まなければならない。

僕は以前、ある番組で

『そーたには戦力にならないから、取材はこなくていいよ』

と嫌味ではなく愛情のある言葉を掛けてもらったことがあるが、

あれは大変なんだよなあ。

思わず『頑張れ』と2人の背中にエールを送らせてもらった。

2008年12月14日 (日)

大投手

昼、子供と神宮のバッティングセンターへ。

帰ろうとすると、

その入り口付近で、

小さなお孫さんらしき子供とキャッチボールをする

存在感たっぷりのご老人が。

鮮やかな水色のVネックのセーターを着た

がっちりとした体型のそのご老人。

サウスポーだ。

間違いない。カネやんだった。

サインが欲しいので、

子供を連れて、すっと近づき

『おい、すごい人がいるぞ。

 あの人はね、

 日本でただ一人400勝をあげた

 大投手・金田正一さんだよ』

と、本人に聞こえるように言うと、

『大投手』のところで、ピッと止まり、

ちらっと俺の方を見て、うんと頷き、

再びキャッチボールを続けた。

やはり『大投手』という言葉に敏感に反応するらしく、

その後、投げた球が軽くホップしてたと思う。

こうして伝説の大投手・金田正一のサインボールをゲット。

これは貴重だ。

夜になっても息子が興奮してるので、

つい僕も調子に乗って

『今年のクリスマス、

 パパからのプレゼントは

 ドジャーズ斉藤選手のサインボールだよ』

と、つい口を滑らせてしまった。

その瞬間、

息子の『ベーブ・ルース物語』を持つ手がぶるぶると。

ありがとう、村上。

2008年12月12日 (金)

クリスマスプレゼント

最低2回はダメ出しがあるだろうと、

3タイプ作った今年の年賀状、

朝、その①を家内に見せると、

意外にも一発でパス。

何だよ、もっと早く見せればよかった。

おそらくサンタの存在を信じる最終年と思われる

今年のクリスマス、

小2の息子がサンタにお願いしてるプレゼントは、

何故かキャッチャーのプロテクター(?)

世界中を見渡してもイブの夜、

そんなプレゼントを

子供たちに届けてるサンタさんはいないだろう。

泣くよ、普通、

クリスマスの朝にそんなものが届いてたら。

激しいサンタ不信に陥るよ。

ちなみに先月の息子の誕生日プレゼントは、

彼の要望にこたえてキャッチャーミット。

まるでゲームのアイテムを集めるように、

着々とキャッチャーになろうとしている。

しかし、

何でキャッチャーなんだろう。

普通はエースで4番じゃないのか、子供的には。

9つあるポジションの中で

唯一マスクを被って客に背を向け、

バッターをじろじろ観察し、

こそこそとサインを出し続けるキャッチャー。

テレビの世界だと、

タレントさんやディレクターが投手、

放送作家はあくまで捕手だと思っているのだが、

まさかそんなとこまで似なくても。

2008年12月11日 (木)

ログインできない

2日前、

このブログのアカウントなんちゃらを忘れてしまい、

自分のブログ(の新規投稿)に自分が入れない

というまさかの事態に陥っていた。

もうひとりの自分が存在してるような錯覚に。

新しいパスワードを発行しようにも、

いまいちやり方がわからず、

ニフティに電話したものの、

それでしたらメールで問い合わせて下さいとつれない態度。

「それができないから、貴方に聞いてるんですよ」

と語気を荒げてみたものの、

無理なものは無理といわれ、

最後の手段として

中野をテレ朝の喫茶店に呼び出し、

「実は大変な事になってるんだよ。

 俺のブログが反乱を起こしたんだ」とみてもらうと、

わずか2手、ものの3秒で解決。

あいつは天才ハッカーか。

原因は俺のものすごい初歩的な勘違いだった。

何だったんだろう、この2日間のあせりは。

2008年12月 8日 (月)

リリーフメガネ

昨夜、

泥酔して廊下に寝てる家内を起こそうとしたところ、

顔に酔拳が飛んできて、

メガネが斜めに曲がってしまった為、

今日から控えのメガネがレギュラーに昇格。

おかげでどうも視界が違って見える。

しかし、

なんで家内は背中を床につけたまま、

正拳が打てるのか、

ヤツは丹田を会得したのか。

昨日、

『イッテQ』のスペシャルと

『エチカ』のOAがかぶってしまっていた。

先日も別の曜日で同じようなケースがあったが、

レギュラーの拡大版がかぶってしまうのは、

こりゃもうしょうがない、

俺が決めた訳じゃないんだし。

と思うようにしている。

で、

朝9時、『イッテQ』の数字を知り、

「よしっ」と言う。

が、待てよ、

こっちが「よしっ」って事は、

あっちは「よしっ」じゃない事になってんじゃないかと思ったら、

やはり。

う~ん。とりあえず知らんふりしよう。

夕方、本屋に立ち寄ると、

新しい『新宿鮫 狼花』が。

新宿鮫を読んでる時が、仕事をしてても一番気分がのる。

若い頃、テレクラで名前を聞かれて、

「鮫島だ」と名乗ったくらい好きだ。

読みてえ。

読みかけの『ファミリーポートレイト』(桜庭一樹)、

もうやめちゃおうかな、面白そうなんだけど。

もうこれで10冊以上、

読みかけては次の本、読みかけては次の本をくり返し、

一冊も読了していない。

夜中、六本木のある制作会社で分科会を終えて、

駐車場に行き、車を出そうとすると、

23時で終了していた。

新宿鮫としたことが。

2008年12月 5日 (金)

思い出話

夜、仕事が終わり、家に帰ろうとすると、

知り合いの総合演出の方から電話が。

飲みに来ませんかとのお誘い。

店に行ってみると、

キャイーンの天野さんや小島よしおさんもいた。

天野さんとは、

『ウリナリ』『電波少年』などでご一緒させてもらっているが、

こうして飲むのは確か初めて。

そもそもキャイーンとの出会いは、

テレ東の『パープリン大学日本校』

(テリー)伊藤さん演出、ダチョウさん司会で、

当時月9『あすなろ白書』の裏で3%と苦戦し、

半年で廃校になった番組。

同じ同窓生として、

いつしか話は(パープリン)大学時代の思い出に。

『お尻に火をつけて走ると、速くなるかと実験したら、本当に速くなったんですよねぇ』

『なった、なった。あれ、貴重なデータですよ』

『海ガメとウドちゃんをロープで結んで、海に放したら竜宮城に連れてってくれるか?でも、あのロケ、プールだったんですよね』

『もし海でやって海ガメに逃げられちゃったら、弁償しなきゃいけないですからね』

『皮ぐつをシチューにしたら食べれるかで、有賀さつきさん、食べてましたよね、革靴。』

『スタジオの空気を読んで、「意外に美味しい」って言ってましたよね。その後、バケツに吐いてたけど』

『カーナビで富士の樹海を脱出できるかって、あの頃のカーナビってひどかったですよね』

『あんなもん信用しちゃダメですよね』

『出川さんを簀巻きにして、東京湾に放り込んだロケって、あれ何でしたっけ?』

『確か犯罪防止シリーズで、元刑事の立会いのもとやったんですよ。何が犯罪防止か忘れたけど』

こんな思い出話しかない学校じゃ、

そりゃ廃校になるか。

2008年12月 3日 (水)

緊急連絡

『テレビってヤツは!?』のスタジオへ。

今日のゲストは田中眞紀子さん。

明らかにスタジオの空気がいつもと違う。

その迫力は僕のような下々のものにまで伝わってくる。

ここのところ資料を読み漁ってたせいもあってか、

その弁舌にいち聴衆としてすっかり魅了されてしまった。

やっぱりテレビは『人』が一番面白い。

夕方、

パソコンのメールをチェックすると、

家内から『緊急連絡』と題されたメールが。

何かと思えば、

ピ君が今、極秘で来日中とのこと。

新作のニンジャ映画『アサシン』のアフレコで来てるとか。

で、

もし、どこかのスタジオで見かけたら、

写真を撮って、サインをもらうようにとのお達しが。

120%見かけることはないだろう。

で、

私は明日、成田か羽田かがわかり次第、

空港を張り込むつもりと書いてある。

世界恐慌の最中、

このエネルギーはどこからくるのか。

2008年12月 2日 (火)

ファンミ

夜の会議がなくなり、喫茶店も飽きたので、

家で仕事をしていると、

やがて家内と子供が帰ってきた。

この時間、僕がいるのが珍しいからか、

何故か家内が鍋の仕度を始め、

まだやらなきゃいけない仕事がたっぷりあったのに、

ここで一時中断して、鍋を囲む事に。

子供は「なんかパーティーみたいだね」と喜んでいる。

家族が揃って鍋を食べるって、

よそでは普通の事なんだけど。

家内から

先日行ったチュジフン君とやらのファンミーティング、

略してファンミの話を聞く。

チュジフン君は王子様らしく、

慣れないワルツを踊りながら登場し、

「僕のお城にようこそ」とファンを出迎えてくれたとか。

で、チョコレートを作りながら、

抽選で5名のファンからの質問に答え、

衣装変えの後、

今度は確かシャンデリアにつかまり、

家内の頭上から降りてきたとか。

が、そのファンミ、

あまりにも段取りと司会の通訳がまずかったらしく、

どんどん盛り下がり、

最後はチュジフン君がそんな空気を感じて、

みんなの前で泣き出してしまったとか。

学芸会でセリフを忘れてしまった王子様役のように。

それでなのか、

その後、急遽予定になかった握手会が開かれたので

家内的には大満足だったらしいが、

こういった韓流スターのファンミ、

我々の知らないところで数多く行われていて

家内が韓国のテレビで見たあるスターのファンミでは、

「○○○君とやる大運動会」が行われていて、

そのスターと抽選で選ばれたオバサンたちがチームを組み、

ムカデ競争をやってたとか。

しかも、オバサン達は嬉しくてみんな泣きながら、

「いちに、いちに」

と前進するという不思議な光景になってたとか。

そんなファンミの話をしながら、

家内は一人で2本目のワインをあけると、

最近まわりの中高年のファンを見て、

ちょっとした違和感を感じるようになったと語り始めた。

たまに引いてしまう時があるという。

そして、ふと

「私もきついのかな」と言うので、

僕はそんな妻をやさしく抱きしめ

「きついよ」と言ってあげたかった。

2008年12月 1日 (月)

クイックコース

久々の更新。

書きたい事は色々あったんだけど、

どうも面倒くさい。

ジムとブログは、

なんでこれやらなきゃいけないんだろう

と思ってしまうと、ダメだな。

今日になって

突然ふってわいた深夜の単発番組の会議へ。

何でも放送日は27日あたり(忘れた)で、

収録日まで約3週間くらいしかない。

それでいて、

天から降ってきた高尚なキーワードだけが決まっている。

あとは全て未定で、

「こうじゃないんだよな」

と上の人に言われたらしい企画書だけがある。

勿論、予算はない。

さあ、貴方ならどう作りますかと、

まるで数学みたいな発注。

俺はドMなんだろうか、

それらの条件を聞いた途端、

あまりに嬉しくて大声で笑ってしまった。

たまんないな、こういう状況。

このがんじがらめの状況が

警察小説を読んでいるみたいで、わくわくする。

何となく思いつくままアウトラインを話したあと、

ここから先はリサーチが必要なのだが、

それを待ってる時間はないので、

「みんなで本屋に行きましょうか」と、

全員で本屋に行き、資料を探す。

全てはそこからだ。

果たして間に合うのかな、

とんだクリスマスプレゼントだ。

そして、

僕のカンが正しければ、

もうひとつ似たようなクイックコースの番組が飛び込むはずなんだけど。

「えっ、収録までそれだけしかないの?」って早く言いたい。

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