2012年1月19日 (木)

子供の笑い声

夜中、『アメトーーク』の新年会に参加。

夜中に収録する事の多いこの番組、

新年会はその収録後という事になるので、

去年か一昨年は

確か夜中の3時頃からのスタートだったが、

この日は収録が巻きで終ったらしく、

開始予定の12時半に駆けつけた時には、

すでに宴は始まっていた。

新年会の最後は当然、雨上りの挨拶。

そこで、宮迫さんが、

先日のスペシャルの『運動神経悪い芸人』を

家で子供がゲラゲラ笑っているのをみて嬉しかった

という話をしみじみ語っていた。

うちも全く同じだった。

うちの子も録画した『運動神経悪い芸人』を見て、

ひいひい笑っていた。

1時間以上、

飽きることなく笑い続けていた。

この光景がみたくて、

俺はテレビを作っているのかなとたまに思う。

正直な話、数字よりも嬉しい。

ちなみに『イッテQ』もよく笑う。

イッテQ出演者が子供に人気があるというのが、

間近で見ていてよくわかる。

自分がやっている番組ではないが、

年末の『ガキの使い』も

まあ呆れるくらい笑っている。

会議では言わないようにしているが、

子供の笑い声ほど耳に心地よいものはないんだよな。

2012年1月11日 (水)

『哀しき獣』

『哀しき獣』を見る。

大好きな『チェイサー』のナ・ホンジン監督の映画ということもあり、

期待が膨らみ過ぎたからなのか、

これでもかこれでもかで面白いは面白いんだけど、

正直途中からは訳がわからなかった。

最近、韓国映画の

あの手のバイオレンスアクションは

正直食傷気味。

ホントはミョンの不死身っぷりを

笑ってみればいいのかもしれないが、

どうしても自分は映画を真面目に見てしまう。

彼らの背景である朝鮮族というものを

正しく理解していれば、

もっと違った風に見えたのかも。

(一昨年観た『息もできない』も、

 正直僕は期待したほどではなかったのだが、

 韓国の女の子に

 『あの地域は………』という話を後で聞いて、

 それをわかって見てるのと、

 知らないで見てるのは全然違うよな

 と思ったりもした)

2012年1月 7日 (土)

『ジェノサイド』

『このミス』2011年の第1位となったこの本を、

正月旅行先のペルーで一気に読んだ。

これ程興奮して読んだのはいつ以来だろう?

この息詰まる展開&カタルシスは

『レディジョーカー』以来じゃないのか、

そこに『ジェラシックパーク』

マイケル・クライトンの着眼&発想が

注入されたような“なるほど感”

物語を貫く気持ちのいいメッセージ性。

自分でも何を書いてるのかよくわからないが、

これ、ひょっとして

今まで読んだ本の中で一番なんじゃないかな。

マチュピチュとナスカに持っていって

大正解な本だった。

2011年12月 7日 (水)

ドキドキとわくわく

あるお笑い番組の会議。

それぞれ作家が出したネタを読む。

ある若手作家が

ちょっと厳しいネタを出した時に、

ふと総合演出が

『あのさ、

 俺は現場でドキドキするか、

 ワクワクするかで決めてるんだよ』

と一言。

この場合のドキドキは不安。

ワクワクは期待。

現場でドキドキしなきゃいけないようなネタは選ばないってこと。

なんとわかりやすい。

思わず俺は

『今の名言だね。メモっていい』と唸ってしまい、

忘れないうちにと、

こうしてブログにも書いている。

優秀な演出家ほど

ネタ選びの基準がはっきりしている。

決してブレない。

だから、会議が楽。ネタも考えやすい。

(テリー)伊藤さんの演出家時代も、

『頭悪そうな企画がいいんだよ』

『こんなのやってても人に自慢できないだろ』

『いいよな。見た事ないよな』

『これで革命が起こせるか』

など口癖で何を求めているのかがわかったので、

考える方は楽だった。

向いてる方向がわかれば、

たとえ喫茶店で

2時間何もネタが浮かばなかったとしても、

一向に苦にならない。

おそらく今季のソフトバンクや中日も、

監督の方針や起用法がはっきりしているから、

選手は戦いやすかったんじゃないかと思う。

実際は知らないけど。

逆に一番考えづらいのは、

『数字の取れそうな事だったら何でもいいよ』だ。

これはプロ野球の監督が

試合前のミーティングで毎回真顔で

『なんでもいいから点取ろうよ』

と言っているようなもの。

不毛な禅問答の入り口がそこにある。

2011年12月 3日 (土)

『マネーボール』

夜。久々に映画を観る。

『マネーボール』

ずっと観たかった映画。

あの本を読んだのは、おそらく7年前。

ちょうどイチローの試合を

毎日チェックしていた頃だったので、

アスレチックスは何故、

お金をかけずに、スター選手を放出しながらも、

強くなっていったのかを、

数学的に説いたあの本

(『Moneyball

  The Art of Winning An Unfair Game)

は衝撃的に面白かった。

映画の方も勿論面白かったけど、

今の説明でここ伝わるのかなと思うシーンが

何箇所もあった。

いや、何箇所どころか、かなりあった。

ただ、

冒頭から随所に出てくる当時の映像、

ジーターやジオンビー、ジョニー・デイモン、

バーニー・ウィリアムスらに混じって、

イチローが出てきた時は、

『おおっ』と思わず声をあげてしまった。

あの年、

西地区の1位を走っていた

マリナーズの象徴がイチローだったんだよな。

うん、それだけで充分いい映画だ。

ブルーレイ版が出たら買わなきゃ。

イチローの資料として。

『エンディングノート』

ようやく『エンディングノート』を観る。

こんなに話題になっていたにもかかわらず、

見なきゃ見なきゃと思いながらも、

ついつい他の映画を優先させてしまっていた。

観たい映画って、

公開週を逃すと意外と観ないもんなんだよな。

映画の方は、

ハードルを上げすぎた事もあり、

失礼ながら寝不足だった事もありで、

想像以上ではなかった。

(『エンディングノート』って

 どこかで聞いた事あるなと思ったら、

 そうか、昔『エチカの鏡』でやった

 あの『エンディングノート』の事か)

そう思いながら観てた。

あそこまで冷静にカメラを回せるのは、

やはり女性なんだなと思った。

映画館ではほとんどの観客がすすり泣いていたが、

俺が泣けなかったのは、

あのお父さんの築き上げた家族が素晴らしすぎたから。

泣いている人はちゃんと親孝行できているのだろう。

今年、話題になった映画といえば、

これと『監督失格』。

どちらも実際の死を扱った映画だ。

そういう年だったのかなあ。

2011年11月29日 (火)

今もそこにいる気がする

朝。告別式。

夜。会議。

その会議室の、

いつもいたその席を見てれば、

いつでも彼と会える気がする。

いつも通り、ニコニコ笑ってる気がする。

彼の魂は番組と共にある。

永遠に続く番組にしよう。

2011年11月27日 (日)

国民の怒りの声

昼の空いた時間に、

『マツコ有吉』に送られてきた

視聴者の怒りのメールを読む。

毎週1000通以上も届く投稿に目を通し、

ピックアップする作業は、

今やっている番組の中でも一番地味な作業。

おまけにアホのように時間もかかる。

でも、仕方がない。

この番組は3分の2は、

毎回同じ3人のトーク、

ゲストがいない代わりに

毎週1000通のメールによって

支えられているのだから。

しかし、このメール、

これだけ読むと世の中を知るいい勉強になる。

よく会議で耳にする

『主婦はこういうのに食いつくんだよ』

という根拠のない上から目線のデータに

惑わされずにすむ。

むしろ逆。

『こういうのをやれば、

 主婦が喜ぶとでも思ってませんか』

が大多数の声。

『グータン』のオシャレ女性芸能人による

ワンランク上のトークも素敵なんだけど、

毒や暴論イメージのあるマツコさんと有吉が、

実は今一番地に足のついた

温度差のないトークをしてるんじゃないかと思う。

でないと、

毎回同じ3人のお喋りであの数字は無理だろう。

2011年11月26日 (土)

会議の空気

昼。夕方。夜。と3つの会議。

夜の会議では、新展開に向けて、

作家は勿論ディレクターやADさんまで

みんなでネタを出し合ったが、

この会議で

俺はちょっと言い過ぎてしまった気がする。

よくある会議は、

作家が机上の空論なネタを出し、

Pや演出が

“まあまあそうはいっても”的にたしなめる。

役割的にそれが収まりがいい。

が、

この会議では俺がつい、

現実的ではないとバッサリ言ってしまった。

たまに言い合う事に慣れてないスタッフだと、

途端に空気が悪くなる。

今日は悪くなってしまった。

自分がやっている別の番組、

あるいは過去の番組を例に出されると、

(そんな簡単じゃないよ)と

どうも熱くなっちゃうんだよな。

日本シリーズの秋山監督、落合監督のように、

ずっと冷静に戦況をみつめる、

あんな風になりたかったんだけど。

2011年11月 5日 (土)

『アタラシーノ』

夕方、『アタラシーノ』の会議。

この秋からテレ朝で始まった25時台の深夜番組。

この番組のスタッフはものすごく優秀。

どのディレクターも積極的に発言し、

結構大変な番組なはずなのに、

後ろ向きな発言が聞かれる事はまずない。

“これから感”に満ちている。

見た事ないが、

おそらく西武ライオンズの

若獅子たちのロッカールームも

こういう感じじゃないのかな。

『シルシル』のチームが何人かいるらしいんだけど、

なるほどなと思う。

ついでにいうと、

天の声の柳原もめちゃめちゃ優秀。

出来る人だと思っていたけど、

ここまで出来る人だと思わなかった。

天の声が堂々としている。

局は違うが、

同じく秋から始まった

ジュニアさん司会の深夜番組

『ナダールの穴』のスタッフもものすごく優秀。

この番組も“これから感”が漂っている。

常に有望な若手がチャンスを伺ってる

ホークスの鷹の巣球場も

こんな感じじゃないのかな。

また局は違うが、

乃木坂46の深夜番組

『乃木坂ってどこ?』のスタッフも

ものすごく優秀なのだが、

まあこれは俺がそう書くのも失礼な位、

大昔からよく知っているスタッフ。

と、

ここ最近何故か、

みょうに優秀なスタッフと深夜番組をやる機会が多く、

俺的にはラッキー。

なかなか刺激的だ。

こういうのはきちんとブログに記しておかないと

あとで、

(あ、あの時からだったのか)

という発見に繋がるので。

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