2012年5月21日 (月)

金環日食

朝、家族で金環日食を見る。

前日までは正直あんまり興味もなかったんだけど、

子供の学校がこのために

わざわざ始業時間を遅らせていると聞き、

俄然テンションが上がる。

家の人と見てくるようにという事らしい。

小学校6年生の時に見たこの天体ショーは、

やがて彼が大人になった時

どんな記憶となって残ってるんだろう。

そんな事を考えながら、

金環日食と

それを見て興奮している子供の姿と

意外に食い入るように見ていた家内の姿を

どれも肉眼で目に焼き付けた。

子供が小6でよかった。

高校生だったら、

「パパ早く。あと1分で始まっちゃうよ」

なんて言ってくれない。

2012年5月12日 (土)

運動会

子供の運動会。

春の運動会はこれが最後。

今年は6年生なので、

どの学校行事にも“最後の”がついてくる。

劇の会、音楽の会、文化祭、秋の運動会、

どれを想像してもやばいな、泣きそうだな。

今はビデオで全て記録してるから、

余計そうなのかもしれない。

6年間を通した映像のアルバムが

ひとつづつ完結していく。

泣く準備はすでに出来ている。

 

2012年5月10日 (木)

審判

昨夜のOAで触れていたが、

『怒り新党』がギャラクシー賞月間賞を受賞した。

『アメトーーク』が受賞した時も感じたが、

この審判よく見てるなあという印象。

良質のドキュメンタリーや

『鉄腕DASH』のように

誰がみてもいい番組が受賞するのはわかる。

でも、『怒り新党』は違う。

しかも、この番組がかなり異質なのは、

今やゴールデンタイムと言っていい23時台において、

気の利いたゲストも入れず、

3人だけでやっている。

テレビマンがよく使う化学調味料的な演出は

一切使われていない。

余計なものを全てそぎ落とした形の様式美。

まるで小津映画のよう。

(実際、テレビで今

あんなにゆっくり前を見て話せる人は

夏目しかいないんじゃないかと思う。

原節子以来だ。)

世間的には

マツコさんと有吉は毒舌タレントとして括られる。

そう思ってる業界人も多い。

でも、この番組の2人は

毎週千通も届く怒りメール(というかお悩みメール)

を真正面から受け止め、

気がついたら誠心誠意答えている。

宗教家や教授のように上から諭すわけではなく、

むしろ下から攻めている。

時には自分たちがもがいたり、あがいたりしている。

毒舌で括られるようなレベルではない。

そんな球質の違いまで、

今回の審判、よく見てくれたなあと感心。

わかる人にはわかるんだな。

面白いよ、この番組は。

2012年5月 9日 (水)

最終話

朝、『Q10』の最終話を見届ける。

見事な着地だった。

60分だか、70分だか知らないが、

最終回は頭からずっと泣きっぱなしだった。

今まで自分が観た数少ないTVドラマの中で

一番面白かった。

『踊る大捜査線』よりも、

『北の国から』や『ふぞろいの林檎たち』よりも、

子供の頃に見た『つぶやき岩の秘密』よりも。

初回を観た時に、

このドラマ、大林宣彦のピークの頃に

撮ってほしかったなと感じたのだが、

終わってみればやはりそういうお話だった。

『時をかける少女』は、

大林作品も、

仲里依紗が出てた谷口正晃監督作品も、

アニメの細田守作品も

どの作品もそれぞれ面白い。

時間をこえて出逢った2人は

いつかは別れなければならない。

そして記憶から消さなければならない。

決して歴史を変えてはいけない。

このお約束の中で、

物語をどう料理するかを楽しめる古典的名作だ。

タイムスリップものでは、

大林監督の『さびしんぼう』も好きだ。

こちらは過去からタイムスリップしてきた

高校時代の母親が高校生の息子に恋するお話。

実際に息子を持ってみると、

よくできた設定だなと改めて思う。

そして、『Q10』は夫婦のお話だった。

なるほどなあ。

とても気持ちのいい決着のつけ方だった。

Q10』の好きなところは、

どの回にもそれぞれ哲学があった。

メッセージほど押しつけがましくない未発達な哲学があった。

主人公の男の子がロボットに感情を表す言葉を教える。

いざ、教えようとして、

はて“はにかむ”って何だろう?と考える。

俺も子供に言葉の意味を教えようとして、

逆に自分が考え込んでしまう事はよくあるが、

このドラマ、

登場人物がみんな何かを探していて、

誰も答えを見つけられないでいる。

そこが好きだった。

2012年5月 4日 (金)

ホリ

夕方、

時間が空いたのと、

その回の『新3大〇〇』が

ちょっと心配だった事もあり、

『怒り新党』の収録へ。

この番組の収録は、

いつも独特の空気に包まれている。

非常に繊細な3人のトーク。

そのすぐ近くに演出の藤井さんがいて、

そのトークを受け止め、カンペを出したりする。

いわゆる出来上がった状態。

あの3人のトークが抜群に面白いのは、

そういう藤井さんの空気作りが大いに関係していると思う。

この呼吸を壊しちゃいけないと思うので、

たまに収録に行く時はそーっと影から見ている。

この日もなるべく目立たないところで見ようと、

スタジオの端っこをそーっと歩いていたら、

お堀のように

1メートル位の段差になってるところに、

そのままダーンと落っこちてしまった。

トーク中のマツコさんが

『今、誰か落ちたわよ』みたいな事を言っている。

演出の藤井さんも飛んできた。

やっちゃった。

勿論、ケガひとつないが、あんな失態、初めてだ。

正直最初は何が起こったのか自分でもわからなかった。

『ロンハー』の落とし穴って、

きっとこんな感じなんだな。

2012年5月 3日 (木)

『Q10』

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最近の朝の日課、Q10』を見る。

元々、放送当時、

『アメトーーク』AD大石に薦められていたものだが、

今になってやっと見てる。

脚本の木皿泉さんの名前自体は

前々から存じ上げていたが、

ドラマを見たのはこれが初めて。

3話目を見た時点で、

これは只事じゃないぞとAmazon

『すいか』『野ブタをプロデュース』を発注。

すでに手元に届いている。

そして今日で『Q10』5話目。

初回からどの回も全て泣いた。

清々しい涙。

ものすごくレベルが高い。と思うのだが、

そもそも普段あまりドラマを見ていないので、

このドラマが飛びぬけてレベルが高いのか、

元々ドラマはこの位の水準なのか、

それがわからない。

映画ならそこそこ見てるし、

バラエティなら専門分野なので、

レベルの高い低いは大体わかるのだが、

ドラマだけはそのへん自信がない。

そっか、

『モテキ』も驚くほど面白かったなと思いつつ、

Q10』には心をわしづかみにされている。

毎回、

素敵なメッセージのかけらがちりばめられていて、

それがうまいことひとつのお話になっている。

どの登場人物にもやさしいまなざしが降り注がれ、

いとおしい。

これ、やっぱり相当レベルが高いと思うんだけど、

どうなんだろう。

ま、少なくとも

放送から1年半後に言う事じゃないか。

ホント、勉強が足らんな。

2012年4月29日 (日)

『SR』

昨日、ある番組の会議後、

新しく加わったディレクターと名刺交換した時に、

「『サイタマノラッパー3』を

  ブログで書いて頂いて有難うございました」

と突然言われる。

えっ!?と戸惑ってると、

「あの映画にスタッフとして参加してるんですよ」

えっ、ちょっと待てよ、

俺、生意気なこと書いてなかったかと一瞬あせる。

まさか、こんなブログが読まれるとは。

その後、

猛スピードで映画の感想を述べ、

撮影裏話を聞かせてもらった。

で、早速、

Amazonで『サイタマノラッパー』の1と2を発注。

今日早くも1の方が届いた。

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やっぱり面白い。

自主映画ならではの青臭いところもいっぱいあるんだけど、

突然秀逸なシーンやセリフが何度も出てくる。

「方向性なんだけど、

  西海岸でいく?東海岸でいく?」

「ネタないんだけど、

  最近、何か理不尽な事ない?」

いちいち面白い。

役所が企画した何とかの集いでラップを披露するシーンは最高だった。

失礼だけど全く知らない役者さんたちの

抜け出せない感じもとてもよかった。

完成された名作映画も勿論いいんだけど、

色んな監督の初期の作品って独特の面白さがある。

『ガキ帝国』『遠雷』『青春の殺人者』

『その男、凶暴につき』

なんかごつごつしていて。

監督のもがきのようなものが登場人物に投影されている。

今はどうだかわからないが、

本来はバラエティ番組もそう。

先日、たまたま

『元気』『電波』の座談会的なものに参加したが、

初期の『元気が出るテレビ』、

初期の『電波少年』は、

若い頃の(テリー)伊藤さん、土屋さんの

もう骨が出ちゃってるようなむき出し感が

そのまま番組の勢いとなっていた。

成熟してない、

あるいは技法を身に着けてないという事は、

実は武器でもあるんだよな。

『サイタマノラッパー』を見ててそう思った。

早く2作目届かないかな。

2012年4月26日 (木)

4月26日

この日を特別な日だとは思ってないが、

願わくば

誰からも気づかれる事なく、

いつも通りに仕事をし、

そんな日にふさわしい内容の

『アメトーーク』収録にちょっとだけ立ち会い、

日付が変わる10分前に家に帰ると、

これがあった。

プレゼントのおちょこで日本酒を飲む。

この1年で一番嬉しい酒だった。

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2012年4月23日 (月)

『裏切りのサーカス』

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この日は何故か朝から花粉症がきつくて、

鼻水が止まらず、目も痒く、

どうにもこうにもな体調だったが、

今年はとにかく

初心に戻って映画を観ると決めているので

ちょっと無理して

『裏切りのサーカス』を。

それが失敗の原因だった。

映画はスパイのお話。

英国諜報部サーカスの幹部の中に

ソ連の二重スパイがいる。

そいつを探し出せというものなのだが、

花粉症の薬を2錠飲んだためか、

冒頭からコクリとなってしまった。

おまけに登場人物がみんなスパイだから、

誰ひとり感情を表に出さず、

見事にオーラを消している。

目立つタイプはひとりもいない。

おかげで誰が誰だかわからなくなってしまった。

二重スパイを探す以前に、

お前そもそも誰だったっけ?という状態が続き、

そんな事よりも

このペースで鼻水が出たら、

ティッシュ2個じゃ足りないぞと、

残りのティッシュの枚数を

それこそスパイのような冷静さで計算。

そして、気がついたら映画は終わっていた。

ティッシュは間に合ったが、

犯人が何故あの男なのかさっぱりわからなかった。

いいや、どうせ、

この先スパイになる事なんかないし。

2012年4月19日 (木)

『サイタマノラッパー3』

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レイトショーで

『サイタマノラッパー3ロードサイドの逃亡者』

を観る。

青春映画として観ると、

『ガキ帝国』や『パッチギ』のように

胸に刺さる感じはないが、

音楽映画としてみれば、

ラップのシーンはみんな面白い。

特にラストシーンは秀逸だと思った。

テクニックを超越して、

作りたいものがハッキリしている。

青臭いエネルギーは充分伝わった。

登場人物ももがいているが、

作り手ももがいている。

俺ももがかなきゃ、

勝手にそう思った。

 

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